プログラミング初心者に送る知識習得と手を動かすバランスの取り方

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プログラミングを未経験から独学で始めるときにまずすべきことではプログラミング未経験からのスタートとして、プログラミング言語の紹介やプログラミングの勉強の仕方が紹介されていました。そして最後に「プログラミングを学ぶ上で最も重要なことは自分自身の手でコードを書いてみることです。」という事も書かれていました。
この記事ではプログラミングの学習の仕方や心構えを書いていきます。

プログラミング学習の3つのステップ

1. 目的を作ろう

プログラミング未経験の方のスタート時の動機は大きく以下の2つに分かれると思います。

  1. こんなアプリやウェブサイトのアイデアがあるんだけど、どうやって作れば良いかな
  2. 最近はプログラミングが流行ってる(カッコ良さそうだ)から教養として勉強してみたいな

今回は1のパターンに焦点を当てていきます。プログラミングを学ぶ際は何よりも目標をつくりましょう。

目的の作り方

最初は小さな目標にしましょう。もちろん最終目標としては「FacebookやTwitterみたいなサイトを作りたい」だとか「あんな機能やこんな機能を持った多機能なアプリ(サイト)を作りたい」で構いません。
しかし、いきなり大きな目標ではどうしたら良いか人は途方に暮れてしまいます。
そんな時は、大きな目標を小さく分解しましょう。考え方の順番としては以下のようなイメージです。

  1. このアプリは大きくn個の機能がある
  2. 機能A(例: 掲示板)はこんな事を表示させよう(ユーザの名前、ユーザの画像、投稿本文、投稿日時)
  3. 表示させるにはユーザに入力してもらわなきゃ
  4. 入力してもらうにはまずは入力欄を表示させよう

以上のように要素を分解していって、最終的な4番の方法を勉強していけば良いんです。
その時には1~3の事は一旦忘れましょう。4が完成してから考えれば良いんです。
このように要素を細かく分解してステップ・バイ・ステップで進むのはプログラミング学習や実際のプログラミング作業、果てはサイトやアプリの設計において
とても重要な考え方です。最初はもどかしいかもしれませんが、誰もがこのように考えて進めていきます。

2. プログラミングはこんな風に勉強しよう

ダメパターン

ありがちな最初のステップとして、「この本を一冊読んだ(理解した)らサイト制作に着手しよう!」。このパターンだと間違いなく途中で挫折します。
プログラミングの初学段階で最初に本を丸々一冊読んで、すんなり理解できることは中々ありません。とにかく手を動かしましょう!

まずは写経

プログラミングの勉強では最初にも書いてあるとおり、実際に手を動かすのが何よりも重要です。
そして一番単純かつ効果的なのは「写経」。プログラミングの世界では、以下の事を「写経」と呼びます。
プログラミング言語を習得するときに、サンプルコードやチュートリアルを自分の手で打ち込む行為を指します。
実際に手を動かす事によって理解した内容が体験に変換され、より確実に脳に定着します。

実行してみる

書いたコードは実際に手元でも実行してみましょう。意図した動作になりましたか?そもそも実行自体上手くいかない?
そうなんです。本などに書いてあるとおりにソフトウェアやアプリケーションを設定、インストールしたはずなのに開発環境の構築が上手くいかないのは日常茶飯事。
実はこの環境構築が一番難しくて、面倒くさかったりします。

3. 感動する

2で細かなステップに分けようという話をしましたが、これを行う理由は作業を進めやすいという事の他にもう一つあります。
それは成功を体験するということ。

小さなステップでもそれが上手く行ったら感動をするというのはとても重要です。
感動というと大げさですが、上手く画面に表示されたのを見た瞬間の「おぉ…。」というちょっとした驚きの事です。
その小さな成功を積み重ねるのがモチベーションを維持しながら学習するコツです。
プログラミングは小さなステップに分けて少しずつ進めましょう。

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