「スタートアップのための利用規約作成講座」など、起業して間もない企業への法務サポートがにわかに賑わいを見せています。
法律の相談はやはり、顧問の弁護士に相談するのがベストですが、各種サービスを利用し、自分たちである程度カバーすることも可能な状況が実現されつつあります。
今回は、そんな法務系のサービスを3つ紹介したいと思います。
1. 契助(Keisuke )
契助 – Keisuke- はスタートアップ向けの法律相談で有名なAZX総合法律事務所が運営する契約書作成サービスです。
法律事務所が運営するサービスだけあって、掲載されている契約書は最新の法令に対応しています。契約書のテンプレートがダウンロードできるサイトは多くありますが、あまり更新されていない古いテンプレートであったり、あるいは、作成した人が法律的に信頼のおけるスキルをもった人なのかどうかは判断することが困難な場合がほとんどです。
その点、契助なら契約書の内容について信頼がおけるので、安心して利用することができます。
費用は0円〜5万円と契約書の内容に応じて価格が分かれています。また、電話相談も利用することができますので(有料)、契約書のテンプレートダウンロードの一歩先のサービスとして活用することができます。
2. Gozal
Gozalは士業の先生に仕事を頼めるクラウドソーシングサービスです。
会社設立の登記や、アプリの利用規約の作成など、依頼内容を投稿すると全国の士業の先生たちから提案を受けることができ、最適な提案を選んで、仕事を依頼することができます。
何度も起業した経験がある人は別ですが、多くの起業家にとって、各種手続きは生まれて始めて目にするものがほとんどです。そうなると価格の相場も分からないし、難しい業務なのかどうかすら分からないということも起こりえます。そんなときGozalのようなクラウドソーシングサービスがあると、相場や難易度を把握できるのでとても便利ですね。
3. 弁護士ドットコム
弁護士ドットコムは法律相談のポータルサイト。無料で法律相談ができたり、全国の弁護士の先生を検索できるサイトです。
2015年5月には月間訪問者800万人を突破するなど、大人気のサイトです。法律Q&Aでは、キーワードで検索できるので、困ったときにささっと検索するだけで、解決策が見つかるかもしれません。
また、人気のQ&Aや弁護士関連のニュースがランキング形式で表示されているので、今押さえておきたい法律知識をチェックすることができます。
いかがでしたか?
便利な法務系Webサービスを是非活用していきましょう!
Web系スタートアップに重要な法律知識として、「著作権」があげられます。
Webサービスを運営するときに特に気をつけるべき知識がしっかりカバーされている下記のオンライン講座で、著作権の基本を身につけましょう!
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